2016年9月18日日曜日

人としての幸せ

・どんな時でも自分の能力を発揮でき、更に生涯に於いて人として、成長し続ける為にはどうしたら良いのであろうか?  
一言で言えば、いい加減さを無くすことである。  
いい加減な心・姿勢はいい加減なものを生み、決して完全なものを生まない。  
では、いい加減さを無くすにはどうしたら良いのか?  
ひとつひとつを大事にし、何に対しても真剣に取り組み、誰の評価も気にすることなく淡々と続けることである。  
この場合の大事な事は、調和の中で極める心構えを持つことである。  
自分だけが良ければ良いと言う様な身勝手な目標は持つべきではない。  
自分が真剣に取り組んだ結果がやがて自分の内部を豊かにし、不安を無くし、透き通るような心で広く深く満たされれば、自然と自分の家族や関わり合う人々を想いやる様になり、喜びと言う宝を生むものです。
日々の稽古や生活に於いて、『省みる、愧(恥)じる、悔いる、懼(恐)る、悟る』と言う視点で自分自身を見つめ、着実に歩んで行く必要があります。

・この様に自分に厳しく、人に優しい生き方をして行けば、結局は生涯に亘って、凛とした生き方が出来、歳をとっても介護を受けることなく、心は充足感と喜びに満たされて過ごして行けるものなのです。 
この様な生活は、気付いたら、即座に始めることが大事です。 
条件をつけたり、何時からと先延ばしする人に、自分の立て直しをした人を私は見たことがありません。
この様な生活習慣は、3歳位から身につけさせる事が大事です。 歳をとればとるほど、過去に染まったものを直して行くには多くの時間を必要とします。

・合気道の稽古で得たもの(真・まこと)は、日常生活で活かされて、ほんものと言えます。

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