2016年9月18日日曜日

田舎に帰って思う事

 久しぶりに田舎に帰ってお墓参りをしてきた。 そして、帰る時に小学生時代に銀座通りと呼ばれている処へ行って見た・・・・9割のお店が閉まっていた。 その内、店も家も無くなっていた処が3割はあった。
当時百貨店と呼ばれ、従業員やお手伝いさんが何十人もいたお店は無くなっていた・・・・町で一番の料理屋さんで、先祖代々から繁盛していた駅前の大きなお店も無くなっていた・・・・百貨店のおぼっちゃま、料理店のお嬢様、私と同級生だったが、今はどうしているのか・・・・


昔の田舎は、川も田んぼも見渡す限り綺麗だった・・・・神社には、祭りがある度に、人々が集まった・・・・夏には何時も盆踊りのはやしが聞こえた・・・・太鼓や笛の声が聞こえ始めると、祭りが近い事を知った・・・
そんな頃は、銀座通りは人であふれ、運動会やお祭りには一家総出で出かけた・・・・。
食べるものは今ほど豪勢では無かったが、人は皆豊かであった・・・・人を信じた・・・
家に鍵などかける人はいなかった・・・・お金が無ければ、貸し合い、夕食のオカズは隣近所で分け合ったことも多かった・・・・


昔には昔の良さが一杯ある・・・だが、世は常に変化する・・・変化は若者だけに訪れる訳ではない・・・・歳をとって、自分の想いは大事にするにしても、世の変化に流されること無く、世の流れを受け入れながらも、自分の変化を成長に変えて行く勇気も必要だと思う。
昔を懐かしみ、変化を受け入れないと、何時か日々の生活さえ活気を失い、生きることも辛くなると思う。 ぶれることなく、昔の自分にこだわらず、前へ進もう。 そうすることが実は一番充実し、一番の心の安定をもたらす様に思う。 とどまることが不安を呼ぶ様に思う

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